●SB工房2018年製品情報2018/06/30

SB工房の新製品、お買い得品、試作のモニター販売、即納品などの情報をいち早くお伝えするサイトです。
試作品の格安処分などは逐次変わりますので、ご注目をお願いします。
ご購入やお問合せは、こちら(←クリック)のメールフォームから、
または、SB工房のHOME-PAGE(←クリック)からお願いします。

●2018年10月9日に「星爺から若人へ」のブログでご案内した。タカハシNJP/JP用E-ZEUSⅡの下取り品特価は即日完売になりました。


天文用パワーボックスPB-3は、天体観測に必要な電源電圧を3系統出力するDC-DCコンバータです。 1台あると様々な天文機材に使えてとても便利です。 即納!
元電源の入力は10V~30Vに対応。 出力は,
①USB 5V固定、最大4A
②DC8.5V出荷時、可変(内部ボリューム)、最大4A デジカメ電源に適す。
③DC OFF~1V~30V (外部ボリューム)、最大3A 露除けヒーターに適す。

リチウムイオン・バッテリーの進化したリチウム・ポリマーバッテリーの高性能は、スマホの電源などで知られています。 LB305Aはプロの用のリポ・バッテーリ(3セル11.1V)を過放電防止のオリジナルケースに入れ、高性能バランス充電器とセットにしました。 即納!
複数のLB305Aを直列や並列で用いることのできるPS-3もご用意しました。

■オルゴール赤道儀のワケアリ品特価(←クリック)完売しました
一見ではわからない些細な加工ミス(性能に影響はありません)のワケアリ品を特価の15000円で2台ご案内します。

■SWAT-300 展示品を1台特価(←クリック)完売しました
弊社で生産しているSWAT-300は、SWAT-310にモデルチェンジしました。 展示品だったSWAT-300(少傷あり)を1台のみ、特価でご案内します。


■輸出用SWAT-300を3台限定で特価(←クリック)完売しました
数年前にユニテック社の現行SWAT-300の前身にあたる輸出用SWAT-300を100台だけ作りました。 余剰部品で3台組めたので特価販売いたします。
現行品がウォームホイール210歯に対して輸出用は200歯で、5%ほど追尾精度が劣ることになります。 ガリレオ式の2.2倍極望を内蔵しているので便利です。

■SWAT-LB--Lunch box(←未発表)
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■BTシリーズ--ポタ赤用BT38三脚(←未発表)
「星爺から若人へ」のブログで試作品をご紹介(←クリック)したBT38三脚が製品版としてデビューします。 軽くて丈夫なポータブル赤道儀に最適です。

■BTシリーズ--アルカスイス互換クランプ(←未発表)
BTシリーズはBreak Through つまり今まで気が付かなかったコロンブスの卵的なアイデアの製品です。 強度が不足しがちなアルカスイス互換のクランプ(アリミゾ受け)をBT思想で作ります。
下のBTアリミゾ受けと同時に開発して、パーツを揃えてから3年経ってしまいました。やっとデビューできます。

■BTシリーズ--BTアリミゾ受け-サイズ各種-(←未発表)
アリミゾ受けは、通常はアルミの厚板からフライス盤で削り出して作ることが多いようです。  BTアリミゾ受けは削り出しをぜずベース板と爪が別々の組立式です。 ベース板の幅を変えるだけで、様々な幅のアリガタ(レール)用を安価に作ることができます。 ビクセン国際規格とセレストロン幅広用を在庫して、幅の異なるアリガタ用も承ります。

ポータブル赤道儀のJILVA-170、PanHead EQ、SWATシリーズのターンテーブルに取付けるカメラ雲台ベンチのバーです。 中央の2個のノブネジで取付けます。 ノブネジを緩めベンチバーを東西に動かしてバランス調整ができます。 即納!

取扱説明書(←クリック)
歴史的名器である三鷹光器GN-170やタカハシNJP赤道儀の「極軸部だけ切り取ったような」超高性能ポータブル赤道儀赤がJILVA-170です。
ウォームホイールはφ162mmと巨大で別次元の追尾精度と安定性があります。 全品検査にてPモーション±4~5″以下を確認し測定写真付きで出荷しますので、およそ400mm望遠レンズをガイド修正無しで追尾できます。

名前のようにカメラ三脚の上に載せ雲台のように手軽にご使用いただくことができる、APS-Cサイズカメラと同じ大きさの超小型ポータブル赤道儀です。
標準型のPH-1と電池内蔵でUSB電源が使えるPH-1sがあります。 およそ135mm望遠レンズをガイド修正無しで追尾できます。

50mm以下のレンズで5分露出以下ならば確実に追尾撮影ができます。 通常の撮影は感度ISO1600でF2.8レンズでは、適正露出は1分ほどなので100mm望遠レンズでも使えます。 普通品の2倍の6分間動く特製のオルゴールからはキラキラ星の音色が流れるので露出時間の目安にもなります。 星座写真に最適なポタ赤です。

10年以上の実績があり300台販売した汎用自動導入モータードライブ装置です。20cm用赤道儀程度まで対応する2相HBステッピングモーターの標準型(205,000円--取付けと赤道儀の整備無料)と、パワーに見合った5相モーターで公開天文台の大型赤道儀にも対応する大型用(250、000円~)があります。
自動導入装置付きまたは後付できるメーカー様の赤道儀への取付けは、とても失礼なことと認識しているのでご勘弁ください。
E-ZEUSⅡの取説見本はこちらをクリック。
ブログで大型用E-ZEUSⅡをご紹介しています。こちらをクリック。

E-ZEUSⅡの特長は、
①パソコンをつながない場合は電源ONですぐに動く。
②ステップ飛びや乱れのない正確な追尾と自動導入。
③赤緯は導入完了時に「行き過ぎて戻る動作」で導入位置が正確。
④赤緯にオートガイド時のバックラッシュ補正を搭載。
⑤長焦点ガイドのために赤経・赤緯の低速を微調整可能。
⑥天体とみなせる「地上マーカー」にて日中でも初期設定可能。
⑦地上マーカーは子午線と東西の地平線にあり 任意の位置にも作れる。
⑧指定した時間で赤道儀の追尾を停止できる。
⑨彗星や小惑星などの高速移動天体を追尾できる。
⑩カメラのシャッターをON/OFFできる(別売機能)
※E-ZEUSⅡで自動導入する純正指定のプラネタリウムソフトは、無償添付のYocと12000円のSUPERSTAR_V(←クリック)です。
星翁様制作のASCOM Telescole Driver for E-ZEUS(←クリック)をインストールすると、ステラナビゲータ、ステラショット、TheSkyなども使えます。


SUPERSTAR_Vの自動導入画面。 自動導入は観測開始時に天体の座標を設定する同期(アライメント)が必要です。 E-ZEUSⅡは恒星などを視野に導入して1点アライメントで設定します。
画面の緑色の■印が天体と同じ扱いができる地上マーカーです。 高価な位置記憶式のアブソリュート型エンコーダを赤道儀に内蔵するの必要がない、SUPERSTAR_Vの発明とも言えるアイデアです。 デフォルトの■マークの他に任意の位置(遠くの山の頂上など)にも生成できます。 地上マーカーを天体とみなして星の見えない日中でも同期ができます。 観測終了時に地上マーカーに向ければ、次回は同じ位置から同期なしで開始できます。

ナンチャッテ!と面白半分で作った市販の口径18mm 7倍の単眼鏡を流用した正立像の極望です。が、皆様のご要望の精度が高く、誕生から数年経て改良を施し「3点バネ押し式」の精度の高いものになりました。 ポータブル赤道儀に最適です。
取説はこちらをクリックしてください。

■ナンチャッテ機材--ナンチャッテ小フォーク(←クリック)
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■ナンチャッテ機材--天文用追加工アルカスイスクランプ(←未発表)
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□□□ 在庫多数、即納!

■良い子の組み立てキット--簡易型星野撮影用手動赤道儀(←未発表)
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■新型オルゴール赤道儀MusicBox EQ SH(←未発表)
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■モザイク撮影用ジンバル架台(←未発表)
赤道儀の上に搭載してX-Yに動かしてモザイク撮影をする架台。カメラのシャッターと連動するので、ほおって次々と撮影ができます。300mm望遠程度まで搭載できる頑丈なジンバル式の架台です。

■オーソドックスなドイツ式赤道儀(←未発表)
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●天文用リポ・バッテリー LB305A2018/06/29


●天文用リポ・バッテリー LB305A とは?
天文機材用に過充電/過放電防止回路を内蔵した高性能なリチウムポリマー(リポ)バッテリーです。専用のバランス充電器LBCHG-3C3Aで充電します。
LB305Aのリポ・バッテーリーはプロ用のドローンメーカーに特注したもの。 3.7Vを3セルにまとめた11.1Vで5AHの大容量です。マイナス15℃でも働くことを確認しています。
LB305Aは、このタイプのリポバッテーリーとしては初めて過充電や過放電(使い切り)防止の回路を装備して丈夫なケースに収めた汎用電源です。
手前味噌ですが、このバッテリーは自信作です! プロ用のドローンや大手電子メーカーの研究をアシストする(株)JDC様にお願いして、非常に良いものができました。

・天文用リポ・バッテリー  LB305A------13,800円
・専用バランス充電器 LBCHG-3C3A----8,000円
・LB305A と LBCHG-3C3Aのセット-----21,000円
・LB305Aを並列/直列につなぐPS-3-----3,000円
ご質問などは、このページ最下部右の「コメント」からでも承ります。コメントの公開をご希望にならない場合は、その旨をお書き添えください。

①スイッチをONにすると出力します。
②現在のバッテリー容量はLEDの点灯数で示します。
③バッテリー容量が0%になる前に出力がOFFします。
④一般の充電器は決してつながないでください。

リチウムポリマーバッテリーは、過充電、過放電で著しく性能が劣化します。
とくに過放電は請求に復帰しない致命傷になります。
本製品は過放電も管理することによって、末永く安心してご使用いただけるように設計されています。




●直並列ユニット PS-3とは?









●パワーボックスPB-3 の併用もお勧めです。



釣りの電動リール用のバッテリーはとても品質が良いです。バランス充電器が付いていてリポ・バッテリーはLB305Aと同等なものが2本入っています。近い切り(過放電)に気をつければ天文用にも適します。こちらはDAIWAのサイト(←クリック)です。



●よもやま話 バッテリーの基礎知識
【鉛蓄電池】自動車やオートバイのバッテリーでの「鉛蓄電池」は、走って充電しながらフル充電状態で使うことが基本です。使い切ってしまうと、サルフェーション効果で性能(容量)がたちどころに低下することは、自動車のバッテリーあがりを経験された人は経験済みでしょう。
この類のバッテリーを内蔵した便利なポータブル電源(キャンプ用などとされAC100Vも取れる)は、安価ですが常にフル充電が基本のため、次のシーズンには もう性能が低下していて困惑した人も多いと思います。
船舶用の30kg以上もある鉛蓄電池は、フル充電を保つ必要のない「リチャージブル」で、電力を大食いする天文機材に好適なので『天文ガイド』誌でご紹介したこともあり、今でも愛用者は多いことと思います。しかし、とにかく大きくて重いです。

【ニッカド電池】一時期ハンディビデオカメラなどに多用されたニッカド電池は、鉛蓄電池とは全く逆にメモリー効果で最後まで使い切ってから充電しないとなりません。こまめに充電すると次第に容量が減っていってしまいます。

【ニッケル水素電池】一時期のノートパソコンに多用されました。なかなか高性能ですが、やはり性能低下による寿命は短くてバッテリーを買い替えた経験のある人も多いでしょう。
【リチウムイオン電池】今までのバッテリーの欠点をほぼ克服したのがリチウムイオン電池です。軽くて大容量でノートパソコンや携帯電話の電池が飛躍的に高性能になりました。いつでも充電できることも大きな利点です。しかし、有機物の電解液を採用しているため、揮発性が高く可燃性で液漏れの恐れがあり、加熱・発火・爆発の危険があることは皆さんご存知と思います。
【リチウムポリマー電池】リチウムイオン電池の改良型で、ポリマーをはじめ安全な仕組みのため、携帯電話をはじめ大くの機器に採用され始めています。ただし非常に高価格です。ポータブルUSB電源で効果な製品にはリチウムポリマー電池(以下、リポバッテリーと表記)を使ったものが多くなっています。
リチウムイオンもリポバッテーリーも非常に気難しい電池です。過充電をすると性能が低下し、完全に使い切る(過放電)すると死んでしまいます。


■ リチウムイオンバッテリーの特徴
リチウム・イオンは電解質に有機物の電解液を採用しています。
・揮発性が高く可燃性である
・液漏れのおそれがある
といった不安要素に加えて
・不純物の混入
・制御回路の不良
などの要素が複合原因となって加熱・発火・爆発事故になるケースが昨今大きな問題となっています。
また、液状なので希望の形状にするには限界があります。

■ リチウムポリマーバッテリーの特徴
一方リチウム・ポリマーは電解質に高分子ポリマー材料を採用しています。
その特徴は
・燃えにくく安定性の高い物質である
・短絡(ショート)しても化学変化を起こしてガスが発生し、セルを包装するアルミシールが膨らむだけ
 密封したアルミシールが切れるとガスが外に出て元の形に戻る
 そのとき内部のセルはほぼ元の機能を果たさなくなっている
・希望の形状にしやすい(例:円筒状、シート状など)
・シート状にすれば電解面積や放熱面積を広くすることができ、熱の上昇を多少緩和できる
・放電が高速である
・有害物質がリチウム・イオンより大幅に少ない


●●リチウムイオンもリチウムポリマーも「同じ『リチウム』電池」ですが、リチウムイオン電池は電解質に「液体」を使用していま

●SWAT-300展示品を1台特価2018/06/27

ユニテック社(←クリック)に供給している、国内用SWAT-300の展示品。 1台しかありませんので早い者勝ちになります。
初期の青色塗装バージョンです。細かなスリ傷はありますが新品同様です。オーバーホールして整備済みです。
通常価格112,000ですが、弊社製ベンチバー(←クリック 8,000円)を付けて、
特価85,000円(税別)でお願いします。

こちらのメールフォーム(←クリック)からお問合せください

SWAT-300は先般ご案内した輸出用SWAT-300よりもウォームホイールが大きく210枚です。 1台ごとにPモーション測定をして、7~8″の合格品のみ出荷しています。

弊社製ベンチバー(←クリック)を取付けたところ。 ターンテーブルにノブネジ2本で取付けます。 ベンチバー自体も雲台も左右に移動できるので便利です。
その他のアクセサリー、ナンチャッテ正立極望やユニッテック社のアクセサリーもご注文を承ります。


●ご注文の流れ

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●オルゴール赤道儀ワケアリ品2018/06/27

オルゴール赤道儀MusicBox EQ Ⅱの弊社のサイトはこちら(←クリック)
オルゴール赤道儀MusicBox EQ Ⅱの取説が見られます(←クリック)
ご質問などは、このページ最下部右の「コメント」からでも承ります。コメントの公開をご希望にならない場合は、その旨をお書き添えください。

通常価格は特価19800円にて以下でも入手できます。
スカイバード様はこちら(←クリック)
アストロアーツ様はこちら(←クリック)

●円盤台座の取付け穴あけが1mm弱狂ったワケアリ品です。一見しただけではわかりません。機能に支障はありません。
ワケアリ特価:15000円(税別)
こちらのメールフォーム(←クリック)からお問合せください。

円盤の取付ネジ穴あけの加工を少しミスしたワケアリ品です。

極軸設置は、極望代りの素通し穴で行ないます。高度計も付いているので方位磁石(コンパス)と併用して簡単に極軸合せができます。

オルゴール赤道儀MusicBox EQ Ⅱのメカニズム。 弊社JILVA-170から切り出した部分ウォームホイールを使っているので、精度は非常に高いです。動力は通常のオルゴールの2倍の6分間動き「きらきら星」を奏でる特注品です。

オーストラリア遠征でMusicBox EQ Ⅱで撮影したηカリーナ星雲。 カメラの電池切れで1枚しか撮影できないミスを犯しました。1枚撮りでも空が暗いので、そこそこ写っています。
キヤノンデジタルX(天文改造) ISO800 リケノン50mm F2→F4 露出5分 オルゴール赤道儀 RAW現像1枚から画像処理。



●お問合せとご注文

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●ポータブル赤道儀用ベンチバー2018/06/26

●ベンチバーとは
ポータブル赤道儀は通常は極軸体しかありません。極軸体の上のターンテーブルに直に雲台を付けたり、自作や専用アクセサリーの赤緯軸やフォーク式架台を取り付けて使用します。
ターンテーブルの上に雲台を1個とカメラを1台取り付ける手法もシンプルで良いのですが、北半球ではケフェウス座付近、南半球では南十字付近の高緯度に、どうしても死角が生じます。 カメラのファインダーものぞきにくいです。

ベンチバーはターンテーブルの上に取り付けて、左右に雲台を2個載せるアルミ合金お丈夫なバーです。 中央に幅6.5mmの溝があるので、ベンチバーそのものの取付位置や雲台の取付位置を移動することができ、バランス調整にも便利です。

ベンチバーは今後の弊社の標準装備として、ドイツ式赤緯ユニットやフォーク式赤緯ユニット、デジタル極望やパノラマ撮影用架台などをベンチバーに取付けたり、大いに発展させてゆく所存です。 また、自作パーツの取付けもやりやすいです。
ご質問などは、このページ最下部右の「コメント」からでも承ります。コメントの公開をご希望にならない場合は、その旨をお書き添えください。

価格:
ベンチバー大----8000円(税別)
ベンチバー小----7000円(税別)
ベンチバー特注サイズ----ご相談による
ユニッテック社のSWA-300に取り付けたベンチバー。 SWATシリーズと弊社PanHead EQやJILVA-170のターンテブルは互換があり取付可能です。


ベンチバー大とJILVA-170、SWATシリーズのターンテーブルの寸法。
雲台の取付けは、現地で取付けるためのハンドルの大きなノブネジ(カメラ用2分ネジ)と雲台と取り付けたママにする真鍮の2分ネジ各2本付属。

図面ではこんな感じです。 特注の寸法や赤緯軸の装着も承ります。

上から、ノブネジで取り付けた左右の雲台。SWAT-300に取付けたところ。JILVA-170に取付けたところ。 カメラを2台搭載しない場合のために、バランスウエイトもあります。


上はベンチバー小型、Panhead EQに適しています。下はポータブル赤道儀SWAT-200(生産終了)用にベンチバー大にパノラマヘッドを取付けてドイツ式赤緯軸にした特注品。

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●輸出用SWAT-300在庫処分2018/06/26

今はユニテック社に納品している国内用SWAT-300は、以前は名称が同じの輸出用で仕様の異なるモデルでした。加工は台湾のLONG PERNG社(超高級接眼部のOEM、高性能屈折望遠鏡のメーカー)で行なっています。
100台だけ作って余剰部品で3台組めたので特価販売いたします。
●価格
新型ベンチバーを付けて70000円。早い者勝ちです!

現行SWAT-300がウォームホイール210歯に対し輸出用は200歯で 5%ほど追尾精度が劣ることになります。 ガリレオ式の2.2倍極望を内蔵しているので便利です。

追尾速度:恒星時(キングスレート)、平均太陽時、2/3倍速、高速20倍速順行(PoleMaster用)の4速。20倍速順行/逆行ボタン。北半球・南半球対応。
機械部:ウォームホイール直径101mm・歯数200枚/ジュラルミン製 309PMステッピングモーター駆動 追尾精度は±8″前後 極軸直径40mm大型ベアリング1個とミネチュアベアリング1個支持 搭載可能重量約10kg
互換性:弊社PanHead EQ、JILVA-170、およびユニテック社SWATとオートガイダー端子、ターンテーブルに互換があり、ほとんどのアクセサリーを共用できます。SWAT製品は弊社からも供給いたします。
極軸望遠鏡:  他のポタ赤のような素通し穴でなく、口径11mm×2.2のガリレオ式極望を内蔵。スケールパターンがないので精度は低いですが、都会でも4等星が見えるため穴よりもかなり便利です。
電源:     付属電源ボックスは単三電池×6本/Ni-MH充電池、Ni-Cd充電池にも対応 電源電圧はDC5V~DC12Vの範囲。消費電流約160mA(9V時)
その他:タテ180×ヨコ110×タカ80mm(突起部を除く) 重量1.7kg

外形は小ぶりですが大きなベアリングで極軸を支えます。


新型ベンチバーをサービスします(画像をクリックすると大きくなります)。
下はユニテック社SWAT-300に取付けた新型ベンチバー。

●ポータブル赤道儀のアクセサリー

外付けの口径18mm 8倍の「ナンチャッテ正立極望」(←クリック)や試作品の上下方位微動台座もあるのでお問い合わせください。ご入用の場合は、ぜひ一緒にお求めください。


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●ナンチャッテ正立極望2018/06/25

●取説がここをクリックすると見られます。
ナンチャッテ正立極望は、ケンコー製の格安の口径18mm 7倍単眼鏡に版下用フィルムのスケールパターンを入れて極望に改造し、ステーを取り付けたものです。正立像なので想像以上に快適に使えます。赤道儀を大まかに設置してから極望の視界に北極星を導入する際、南半球で南極星(はちぶんぎ座σ星)近辺の台形の星つなぎを導入する際にも圧倒的に便利です。
単体の光軸精度には自信があります。即納できます!
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価格:LED明視野照明なし----5000円(税別)
価格:LED明視野照明付き----8000円(税別)

ナンチャッテ正立極望は、弊社のポータブル赤道儀PanHead EQ、JILVA-170、ユニテック社から供給しているSWATシリーズ用の「外付け極望」です。他の赤道儀には後述の「ステーアダプター」にて、取付けることができます。
自作の趣で安価で供給することを目的とした「ナンチャッテ機材」のカテゴリーなので外見などはご容赦ください。
取付けは下の写真のように行ないます。

弊社のJILVA-170とPanHead EQに取付けたところです。詳しくは取説(←クリック)をご覧ください。上の画像はクリックすると拡大されます。

旧型はステーが1.5mmの薄いステンレスのステーでした。最新型のようにリングとバネて正確に押し付ける仕組みがない代わりに単眼鏡を外すことができました。薄いステンレスステーのため、ターンテーブルと雲台、または雲台とポータブル赤道儀の間に挟んで取付けることができ、弊社のオルゴール赤道儀MusicBox EQ Ⅱなどにも使えて便利でした。しかし、薄いステンレスステーは曲げてしまう心配があるので現在は生産していません。
ターンテーブルと雲台、または雲台とポータブル赤道儀の間に挟んで取付ける場合は、上の写真のようなステーアダプターを用います。ステーアダプター特注品になりますが、材料費のみでご希望の形状に作らせていただきます。

上の画像はクリックすると拡大されます。

ナンチャッテ正立極望のスケールパターン。画像をクリックすると拡大されます。
北半球での時角合せ(スケールパターン=極望の回転)は、北斗七星とカシオペヤ座の方向を目視して合せる方式と、こぐま座β星(βUMi)の方向を見て合せる方式の二種類にしました。
南半球での時角合せは、カノープス、アケルナル、南十字の方向を見て合せます。

10年前に目盛を刻んだ簡単なスケールパターンで発売した、当初は冗談半分のナンチャッテ正立極望ですが、お客様のご要望にお応えしてずいぶん進化しました。
内部にダハプリズムを組み込んだ単眼鏡は、乱暴に扱うとプリズムが動いて光軸が狂うことがあるので、ハウジングを焼小手で熱融着して強固に接着し直しています。
対物レンズ枠の前面を削って光軸調整していますが、前面を均等にステーに押し付けるために「3点バネ押し式」にしました。

リングなどのパーツは加工屋さんに外注すると驚くほど高価(リング1枚1000円ほど)なので、リングを作る機械を自作しました。それでも正直申し上げて大赤字ですが、乗りかかった船なので頑張って安価に供給してゆきたいと存じます。
おかげさまで、お客様からは「ナンチャッテなんてレベルではない高精度」と称賛をいただくまでになりました。

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流れは下記のようになります。
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●天文用パワーボックス PB-32018/06/24

●PB-3とは
天文用パワーボックスPB-3は、天体観測に必要な電源電圧を3系統出力するDC-DCコンバータです。1台あると様々な天文機材に使えてとても便利です。
元電源の入力は10V~30Vまで対応なので、カーバッテーリーやキャンプ用のポータブル電源など、いろいろな電源を使用できます。
電圧の変換には最新のスイッチングICを使用し、高効率で変換するので、電源の無駄遣いが少なくなっています。
価格:12800円(税別)
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●出力は3系統あります
①USB 5V出力電圧固定
日常生活でも常時必要になったUSB5Vです。容量が大きいので様々なUSB機器、USB充電、小型パソコンの電源などに適します。

②DC8.5V出力(内部ボリュームで可変) 
汎用電源です。内部ボリュームで約1V~入力電圧まで電圧調整できるので使用機器の応用範囲は広いですが、主にデジカメの電源を想定しています。
デジカメや天体カメラは高級品になるほど作動時の「突入電流」が大きいため、容量が多いだけの電源では誤動作しやすくなります。 そこで突入電流に対応する大容量コンデンサ(3300μF)を装備しました。
出荷時の電圧はデジカメの電源でもっとも多い8.5Vです。 カメラに合せて内部ボリュームで適正電圧に調整できます。 上面に電圧がデジタル表示されます。

③DC 1V~30V (外部ボリュームで可変) 
汎用電源です。外部ボリュームでOFF~1V~30Vまで調整できます。上面に電圧がデジタル表示されます。様々な電源用として使うことができますが、主に望遠鏡やカメラレンズの露除けヒーターを想定しています。

天文用に使われる露除けヒーターには、望遠鏡メーカー製、ニクロム線の自作、半田こてヒーター、USBコーヒカップ保温器、100V水道凍結防止などの代用品まで、様々な電圧用があります。 そのうえ、レンズの口径、使用個数、結線、気温、湿度によっても適する電圧が大きく異なるため、幅広い電圧調整とOFFできることが必須です。
レンズの温度が外気温よりほんの少しでも高ければ夜露は着きません。 湿度が低かったり風があれば夜露は着きません。 一晩のうちに夜露が着くかどうかの環境は大きく変わることもあります。ヒーターの種類、ヒーターの大きさ、ヒーターやレンズの保温状態、などによっても適正電圧は大きく変わります。 レンズの変形を防ぐため、必要十分な温度に設定することも肝心です。
このようなことから露除けヒーターの電源は、細かな電圧調整とOFFが必要になります。

上の図をクリックすると画像が大きくなります。

●各種ケーブルが付属します
元電源用のケーブルは、PB-3側が2ピンコネクタで片側がもっとも一般的な外形5.5mm/内径2.1mmのDCジャック(メス)です。
①USB 5V出力は、PB-3側が外形4mmのDCプラグで片側がUSBでもっとも一般的なタイプAコネクタのメスがついた短いケーブルです。
②と③の出力は、事故防止のためケーブルのPD-3側DCジャック/プラグは形状が少し異なります。②はPB-3側が外形6.5mmDCプラグで片側はバラ線。 ③はPB-3側が外形5.5mm/内径2.1mmで片側がバラ線のケーブルです。
バラ線の先は機材に合せて自己責任で作ってください。つまり①~③のジャック/プラグは、それぞれ形状の違うコネクタを使用しており、誤った接続で機器を損傷してしまうことを防止しています。

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